校長室だより テキストバージョン vol.21~30

5月30日〈21号〉

 すでに梅雨入りが発表されていますが今日はまさにそのような天候です。本当に運動会が予定通り終わったこと、奇跡のように感じています。昨日の便りに、来年の運動会のためにお気づきの点をお知らせ下さい、と書いておりましたが早速貴重な御意見をいただきました。ありがとうございます。可能な限り、対応いたします。
 さて、表現(ダンス)について振り返っておりました。今回は3・4年生と5・6年生です。
○3・4年生のみなさん、アクシデントでびっくりさせてしまいました。ごめんなさい。
 入場するとき、子どもたちはとてもカラフルな服を着ていました。まずそれが目を引きます。3・4年生による『タッタ・オドッタ・よういドン!』です。私は最近の流行の歌とかよく分かりませんが、これはとてもノリのいい曲だなと思いました。思わず踊り出したくなるような、そんな感じです。振り付けがまた楽しくて、子どもたちの表情がとても明るいのです。会場の雰囲気を一気に盛り上げ、いよいよクライマックス、というときでした。突然の曲ストップ。子どもたちも、会場も、私たちも、一瞬何が起こったのか分からずにいました。これで終了はあり得ません。放送の担当者は落ち着いています。原因が分からない以上、他の機械で代用します。そのあたりの対応が素早く、無駄がありません。当然、最初からやり直します。子どもたちはすぐに入場の隊形に戻ります。そしてまた楽しそうにダンスを披露してくれました。子どもたちには申し訳なかったのですが、もう一回、会場の皆様にこの素敵なダンスをお見せすることができます。ピンチをチャンスに。会場からは温かい拍手が送られました。胸をなで下ろした瞬間でもありました。しかしこれはこちらのミスです。御心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
○もう、さすがとしかいいようがありません。
 多くの学校の運動会でよさこいソーランのダンスは行われています。もはや古典的なダンスになったと言ってもいいでしょう。ところが本校のダンスは違いました。私も驚いたのです。進化しています。基本は押さえつつも、曲のアレンジ、振り付け、隊形変化は他の学校のそれとは大きく違います。担当の先生方の熱意と創意工夫に脱帽です。もちろんそれに応えた5・6年生の子どもたちに拍手です。キレのある動き、引き締まった表情、素早い移動。黒い衣装も子どもたちを引き立てていました。運動会の締めくくりとなるすばらしい演技に心打たれました。

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5月31日〈22号〉

 運動会が終わったかと思えばすでに昨日より家庭訪問が始まっています。御迷惑をおかけいたしますが、家庭での子どもたちの様子やおうちの方の願いを知り、学校での今後の指導に役立てていくことを大きなねらいとしています。どうぞ、いろんなことを担任にお話し下さい。また、通学路や遊び場に関して、危険な場所などあればお伝え下さい。事故が起こらないように危険箇所を職員全員が把握し、指導いたします。それでは運動会の振り返り、今回は開会式です。
○入場行進・開会式、整然と行われました。
  まずは入場行進。国旗や町旗、校旗に続き、3人の団長さんがそれぞれの色の団旗を掲げ、6年生全体の先頭に立っています。そこから各学年ごとの行進が続きます。行進は中学校の吹奏楽部の演奏に合わせて進みます。休日でしたが中学生がたくさん参加してくれました。小中の連携を示す、すばらしい光景です。ありがたいことです。
 立場上、幼稚園・保育所から中学校まで、たくさんの運動会を見てきました。行進と開会式で学校の雰囲気がなんとなく分かります。元気だな、明るいな、鍛えられてるな、そんな感じがするものです。本校の行進からは規律が感じられました。個性が尊重される昨今ですが、文字通り、歩調を合わせる、ということも大切なことだと思います。
 開会式のメインは1年生の児童代表の言葉と団長による誓いの言葉でしょう。1年生は3人の代表が壇に上がり、開会のあいさつをしました。団長さんたちの言葉は凜々しくてとてもすがすがしかった。私、壇上で聞いておりまして気持ちがぐっと引き締まりました。さあ、運動会が始まる、会場のみなさんがそんな気持ちになったはずです。子どもたちそれぞれが役割を見事に果たし、すばらしい開会式を見せてくれました。

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6月4日〈23号〉

 6月になっています。今週も家庭訪問が続きます。御迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。その中で、今の口石小の基本的な情報が伝えられていないというお話がありました。確かにそうでした。たとえば児童数、それからその月や週の予定など掲載しておりませんでした。今後はそのあたりも念頭に置いて書いていきます。よろしくお願いします。
 さて、運動会の振り返りも3号目です。次の話題もありますし、このあたりで締めようかと思っています。今回は「笑顔」を探してみました。子どもの笑顔は本当に素敵ですから。
 右の写真は5年生の「チャンスをつかめ!運命戦」での一コマです。ハードルを越えようとしています。こんなに楽しそうに走ることができるなんてうらやましく思います。その下は2年生の「大玉コロコロ」からの写真です。友達と一緒にがんばっています。普段の生活ではあり得ない大きな玉です。楽しくもなりますね。
 その下は1年生の「かわいいゆうびんやさん」です。幼稚園のバッグがかわいかったですね。もうそれは卒業しましたけれども。
 笑顔の写真を圧倒的にたくさん撮ることができたのは 6年生の「愛は強く抱きしめて!」でした。最後の小学校の運動会ですからおうちの方と一緒に走る、いいですね。6年生になりますとそんなにスキンシップをとることもないでしょうし、(私はそうでしたので)大人の方がうれしそうです。子どもたちも素直に喜んでいます。笑顔が本当に素敵です。そのステキ写真はたくさんあるんですが、ここでは2枚だけ、掲載させていただきます。特にお父さんがうれしそうですね。今年の運動会、笑顔がいっぱい、あふれていまし た。
 今週のおもな予定 家庭訪問 4~7日 8日は予備の日  8日(金)プール清掃 6年生、よろしくお願いします。
 夜7時 PTAドッヂビー大会 11日(月)プール開き ※私、5日(火)は出張のため学校不在です。

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6月8日〈24号〉

 今日は明け方からかなり強い雨が降っており、子どもたちの登校について心配していました。ですがうまい具合に雨は上がり、子どもたちはほとんど傘をささずに歩くことができたようです。今朝もたくさんのあいさつをいただきました。ある班の子どもたちは全員立ち止まってあいさつをします。またある班の子どもたちは「校長先生、おはようございます。」と私に呼びかけてくれます。いかにも梅雨の時期、気分も重くなりがちですが、私は幸運なことにたくさんの元気を毎日もらっています。さあ、今日もがんばりましょう。
○来週後半、「長崎っ子の心を見つめる」教育週間が始まります。
  かつて長崎県内において、子どもが子どもの命を奪う、という決してあってはならない事案が発生しました。ずいぶん時間がたちましたのでもう少し詳しくお伝えしておきます。教育週間は2003年、長崎市での俊ちゃん事件を受け、本県の子どもたちの心にもっと真剣に向き合わなければ、という私たちの思いから始まったものです。ただ、その翌年、佐世保の大久保小の事件がありました。私たち教職員は大きな衝撃を受けました。とにかく今、動かなければ、そんな焦りにも似た感情とともに児童の心の教育に取り組み続けたのです。当時問題視されたこと、それはゲームと同じ感覚で、たとえ人は死んでもまた生き返らせればいいんだ、という間違った命のとらえ方です。私たちは命はたったひとつしかない、何よりも大切なものであるということ、それを道徳の授業やいろんな場面で子どもたちに伝えています。
 また、様々な感情をそのまま自然に表情や外見に出さない子どもが増えていること、そのことについても議論され、子どもたちの心をもっと深いところまで見ていこうとする制度も各学校に採り入れられました。私たちの願いは決して風化することなく10年の月日が流れます。
 しかし私たちの思いは再び打ち砕かれます。2014年、佐世保の女子高校生の事件が起きます。私たちはここまで何をやってきたのか。そんな思いと無力感に襲われながらも、それでもやっぱり、子どもたちの心に向き合おう、寄り添おうと決意し、今年もこの1週間を迎えます。
 なお、本校の教育週間は16日(土)から22日(金)までとしています。この期間は学校開放週間としており、いつでも学校に来ていただいていいのです。お時間のあられるとき、ちょっと立ち寄ってみた、それで結構なのです。お待ちしています。(受付と名札の着用をお忘れなく。)
○口石小学校の取り組み
 子どもたちの心の教育の中核を占めるのはやはり道徳の授業です。長崎県は、県内の全小・中学校はこの期間中、「道徳の授業」または「道徳教育に関わる教育活動」を全学級が公開すること、としており、その授業・活動ではおもに命について採り上げることになっています。本校もまずは道徳の授業を皆様に見ていただこうと考えております。その日は6月16日(土)。
 佐々町は外国語授業の時数増加への対応策として土曜日授業を年間4日、行います。(この日は英語をやる日ということではありません。)まず最初の土曜日授業において、道徳を公開いたします。すべての学級で行います。どうぞ、御来校下さい。子どもたちは命をどう捉えているのか、担任は命をどのように教えようとしているのか、実際に御覧下さい。2校時に低学年、3校時に高学年の授業を行います。詳細は6/1付配付文書を御覧下さい。18日の朝は私が命について全校児童に話をします。私なりに命について考え、伝えたいと思ったことを話します。よろしければどうぞ体育館へ。この教育週間をひとつのきっかけとして、口石の子どもたちの心の成長をみんなで見守っていきましょう。よろしくお願いします。

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6月12日〈25号〉

 先週をもって家庭訪問が終了いたしました。御多用の中、時間を作っていただきましてありがとうございました。皆様からうかがいました様々なお話をもとに、さらに親身になって子どもたちを指導したいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。
  さて、昨日降り続いていた雨も上がり、今日は朝から太陽が顔を見せています。爽やかな一日となりそうです。
 先週の金曜日、6年生はプール掃除に励んでくれました。皆様も小6の時、たわしなど持ってプールに入った経験をおもちではないでしょうか。毎年恒例のことではありますが、プール掃除はなかなか大変なのです。においもあります。それでも本校の6年生は楽しそうにプールを磨きます。頼もしい限りです。2時間後、プールは1年ぶりにきれいな姿を現しました。6年生のみなさん、お疲れ様、ありがとう。
 土日の2日間で水はたまりました。まずは掃除してくれた6年生が初泳ぎ、ということになります。本日3校時、プール開きを行う予定です。子どもたちの泳力を高めることを水泳指導の目的としますが、私といたしましては、とにかく事故がないこと、それを心から願っております。保護者の皆様には水泳の授業に際しまして、様々な御協力をお願いするかと思います。面倒かとは存じますが、子どもたちの健康と安全のため、どうぞよろしくお願いいたします。
○金曜日夜、ドッヂビー大会が催されました。
 本校PTA保健体育部主催の球技大会です。夕食どきの忙しい時間かと思われましたが、たくさんの会員の方々が参加してくださいました。
 このところ、少しずつメジャーになってきておりますドッヂビー、これは柔らかいフリスビーを用いてドッヂボールを行うというゲームです。痛くありませんし、投げ方は簡単、子どもたちでも楽しむことができます。もちろん大人がやっても盛り上がります。恥ずかしながら私も出場いたしました。私、8月で58歳です。一番怖いのはケガ。あんまり張り切りすぎないように注意しながらやりました。でもさすがに保護者のみなさん、若いですね。お父様方もお母様方も動きが素早い。PTAは子どものために活動しますが、時には自分たちの楽しみのために集まるのもいいことだと思っています。なお、優勝は3年生、準優勝は6年生のチームでした。みなさん、お疲れ様でした。

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6月14日〈26号〉

 朝からの曇り空です。水泳の学習が始まっていますから子どもたちはずいぶん天気を気にしますが、幸いなことに今日もプールから元気な声が聞こえてきます。もう夏はすぐそこ、ですね。
 さて、本日午前、長崎新聞社から記者さんが取材に来られました。口石小学校を紙面にて紹介してくださるのそうです。本校でがんばっている子どもや地域の方について書いてくださるそうですから楽しみにしています。取材の対象は三気太鼓と5年生の梅干し作りです。なお、今日の取材が紙面に掲載されるのは6/23(土)、「メクル」というコーナーだそうです。 さて、まずは三気太鼓。先日、私もなつかしいなぁと思って音楽室に写真を撮りに行きました。私が担任をしていた頃から活動していましたし、皿山での春祭りに出演したりもしていました。勇壮で、たくましい、それでいてなつかしいような、すてきな太鼓なのです。部員は30名いるとのこと、元気に活動している子どもたちを見て私も安心したのです。
 その子たちが本日、校長室でインタビューを受けていました。その様子を私が撮影したのです。一人は2年生の村川君。もう一人は6年生の岡島さんです。そばで聞いていたのですが本当に立派な受け答えをしています。言葉の端々から感じられるのは三気太鼓が大好きだという純粋な気持ちです。さて、記者さんにはどのように伝わったのでしょうか。
 さて続いて記者さんが向かわれたのは3階の多目的ホール。ここでは5年生が梅干し作りをします。
 指導してくださっているのは地域婦人会の皆様。会長の管さんほか6名のみなさんが来て下さいました。管さんの話によりますと、地域婦人会には100名を超える会員の方がいらっしゃるそうです。
 さて、今日の作業はまず、梅の実のへたをとること。竹串でとります。繊細な作業です。5年生みんなでやっています。5年生は米作りもしていますが、秋にはできたお米と梅干しでおにぎりを作るんだそうです。考えただけでうまそうです。その後、容器に梅や塩など指示通りにていねいに入れて仕込み完了です。ここまでの様子も記者さんは真剣に取材されていました。

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6月16日〈27号〉

 本日は御多用の中、たくさんの皆様においでいただきました。ありがとうございました。おそらく、県下の小学校では初めての土曜日授業です。世間の注目を浴び・・・ることは特になく、いつものように授業参観を実施いたしました。ただし、「長崎っ子の心を見つめる」教育週間中ですので全学級が命に関する道徳の授業を公開いたしました。子どもたちと先生方の命に対する思い、皆様方にも伝わりましたでしょうか。 (略)
○5年生の県学力調査の結果です。
 6月17日付長崎新聞に右の表が掲載されておりました。県教育委員会の発表によるものです。ここまでの本校児童のがんばり、先生方の指導、家庭の御協力、町をあげての教育支援等の成果です。大変ありがたく、また、身の引き締まる思いです。口石の子ども、佐々小の子ども、みんながんばっています。今後とも佐々っ子への御支援と励ましをよろしくお願いいたします。

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6月18日〈28号〉

 土曜日は授業参観および道徳の授業公開を行いましたが、本当にたくさんのみなさんに御来校いただきました。ありがとうございました。いつもの参観日とちょっと違ったのはお父さん方の姿が多く見られたことです。やはり平日よりは参観しやすい状況にあったではないかと考えています。そして道徳の授業、いかがだったでしょうか。どの学年・学級も子どもたちに「生きる」ということを考えさせ、命の尊厳に迫る授業が展開されていたのではないかと感じています。たくさんの参観の方々を得て、担任も気合いが入っておりましたし、子どもたちも見事に担任の思いに応えていました。ありがとうございました。
 金曜日、1年1組に多くの欠席者が出た問題ですが、本日、ほぼ落ち着きました。他の学級に広がった様子はありません。いろいろと御心配をおかけしました。ただ、強化した手洗いや消毒の習慣は今後も継続します。御家庭でも御注意いただければ幸いです。
○本日、朝の集会で私が命について話をしました。
 私のうちで飼っていた犬の話です。その犬は私の娘と一緒に大きくなりました。しかしながら、やがて犬は人間よりも早く歳をとり、死んでいきます。これはどうしようもないことでした。こんな大切な生き物がなぜ死ぬのか。そのことにどんな意味があるのか。私はお世話になっているお坊さんにその疑問をぶつけました。その方の話を子どもたちにわかりやすく伝えました。死ぬことを教えることによって生きることの大切さを知らせようと考えたのです。今回の私の話、子どもたちの心にどのくらい響いたのかなぁ、と思っていたのですが、5年生が感想を届けてくれました。みんな、命や生きることについてしっかりと理解していました。うれしかったです。ちょっとだけ、紹介します。「私はパクの話を聞いて思ったことがあります。パクはなっちゃんと一緒に育って成人式を迎えました。そこまで生きる犬はすごいと思いました。パクは役割を全部やったと思います。家を守って、精一杯生きることができたと思います。これからも、空から守ってくれると思います。」と○○さん。「ぼくはパクの話を聞いてなっちゃんはパクをかわいがってたから死んでしまったときはとても悲しかっただろうなと思いました。最後、お坊さんが言ってたことを聞いてぼくにもやくわりがあるのかなぁと思いました。もしそのやくわりがぼくにあって、それを見つけたらそれをしっかり果たそうと思います。」と○○くん。なんか、とってもうれしくなりました。パクは今になってもうひとつ、大切な役割を果たしてくれたのですから。

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6月22日〈29号〉

 6月も終盤にさしかかりますが朝からいい天気です。水泳をしている3年生が気持ちよさそうに見えます。私は今日、農業体験施設(かつての学童農園)に行ってみました。1・2年生が芋差しをするのです。10時から別の会議が入っていましたので最後まで見届けることはできませんでしたが、2年生はてきぱきと教えられたとおりに動いていました。私、20数年ぶりにここまで上ったのですが相変わらず、いい農園です。しっかり手入れがされています。ここでたくさんの芋を収穫して焼き芋にしましたし、持ちきれないほどの大根をいただきました。以前は5年生の宿泊体験学習はここで行っていましたので懐かしさでいっぱいです。
 農園の方が親切すぎるくらいに準備を整えていて下さいます。畝が立っていて、芋の苗を置く溝まで掘ってあります。苗はその溝に前もって等間隔に置かれています。作業としましては、置いてある苗を、掘ってある溝に埋めて、ちょっと押さえるだけなのです。これで農業体験?という気がしないでもありませんが、自分たちで耕したり、畝を立てたりできるはずもありませんのでこれでいいのかなと思います。少しでも自分たちで作業したという気持ちがあれば収穫のうれしさが倍増します。
 ほんの数本ではありますが、子どもたちは心を込めて埋めていました。秋になればきっと大きな芋が穫れます。お世話下さった施設のみなさん、ありがとうございました。
○少年の主張佐々大会のお知らせ
 昨日、体育館で発表のリハーサルが行われましたので子どもたちは発表者やその内容についてもう知っているかと思います。でも、文化会館で多くのお客さんの前での発表となりますとまた違うものです。口石小学校の発表者は6年生の○○さん、○○くんです。題目は○○さんが「小さな命」、○○くんが「責任の重さ」です。○○さんは捨てられていた猫を飼うことになって命について考えました。○○くんは運動会で応援団の副団長という大役を任されたことから6年生としての責任について考えました。どちらの内容もすばらしいものです。みなさん、お子さんを連れて、実際に会場でお聞きになりませんか。明日23日、10時、文化会館です。

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6月25日〈30号〉

 今日は暑くなりそうです。このところ雨も降りません。あとでまとめて、ということにならないよう願ってます。
○23日(土)少年の主張佐々大会が開催されました。
 中学生は6人出場し、県大会の予選を兼ねています。小学生は佐々小から2名、口石小からも2名が出場しました。小学生には最優秀・優秀という賞が用意されています。
 私は審査員ということで会場におりましたが、小学生の審査には一切関わりません。中学生を審査します。ですから小学生の発表をじっくりと聞くことができましたし、写真を撮ることもできました。   トップバッターは本校の○○さんです。題名は「小さな命」。拾った子猫のことから話が始まります。動物を捨てる飼い主と友達をいじめる者を関連させ、以下のように発表しました。「本当は楽しく、仲良くみんなと過ごしたいはずなのに死を選ばないといけないことが本当に悲しいです。自分のことだけを考え、友達を責めたり仲間はずしにしたりするのも無責任な飼い主と同じではないでしょうか。人の命も動物の命もみんなで大切にする世の中に、絶対なって欲しいと思います。」
 3番目の登場は○○くんです。題名は「責任の重さ」、運動会で副団長としてがんばったことから気付いたことを発表しました。「何かを任されたとき、それができなくても、そこでくじけずに練習を積み重ねて、できるまでやり遂げていきたいです。これからも最高学年としての責任を果たし、もっと余裕を持って下級生をうまくリードできる、頼られる6年生を目指します。」2人ともすばらしかったですよ。たくさんの人の前で、あんなに堂々と話すことができるなんて、たいしたものです。ふたりとも賞には届きませんでしたが本当にすごかった。また、御多用の中、会場まで子どもたちを連れてきて下さったおうちの方、ありがとうございました。なお、会場での発表はありませんでしたが、すばらしい内容の原稿を書いた入選者には○○さん、○○さん、○○さん、○○さんが選ばれました。おめでとうございます。

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