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幌呂小学校開校百周年記念事業(2019年)
幌呂小学校開校百周年記念式典・祝賀会を開催いたしました
 令和元年11月24日(日)、220名程の大勢の皆様に参加いただく中で、幌呂小学校開校百周年記念式典・祝賀会が盛大に開催されました。当日は大勢の来賓の皆様をはじめ、多くの卒業生・旧教職員・地域や関連企業の方々等にご来校いただき、久しぶりの再会を讃え合う微笑ましい姿が随所に見られました。式典・祝賀会に際しては、鶴居村役場・鶴居村教育委員会をはじめ、幌呂中学校・釧路丹頂農協・幌呂地域等の皆様方に多大なるお力添え・ご配慮をいただきました。皆様のおかげで、式典・祝賀会を無事に終えることができました。心より感謝申し上げます。
       ※ 下に当日の写真を掲載しています。
記念事業概要



お知らせ

現在ありません
 

百周年関連事業

地域参観日〈同時開催:給食試食会〉を開催しました。
 「開校百周年記念事業」の一環として、今年度の地域参観日当日に【給食試食会】を実施しました。多くの保護者の方や地域の皆様にご参加いただき、子供たちの学習の成果の発表を見ていただいた後に、交流やクイズを行いました。給食時間には、4つのグループに分かれ子供たちと一緒に「チキンカレー、あわせるゼリー」を試食していただきました。



開校百周年記念式典・祝賀会当日の様子




柱時計看板とタンチョウの置物を設置しました。
 百周年記念で設置された柱時計脇きに、表示看板とタンチョウの置物が設置され、柱時計の場所がわかりやすくなりました。看板も素敵なデザインになっています。



柱時計の除幕式を行いました。
 9月17日に設置された柱時計の除幕式を、大石村長様・村上教育長様をはじめ、来賓の方にもご来校いただき、10月2日に行いました。百周年協賛会の吉田会長から『幌呂地域の皆さんが、百年目からの新たな歴史を、この時計と共に刻んでいってほしいです。』とのお話があり、子ども達は真剣に聞いていました。地域の皆さんには柱時計を活用いただき、柱時計を見て百周年のことを思い出してほしいです。



「幌呂の歌」のレコーディングを行いました。
 開校百周年事業の一つとして、『幌呂の歌』を製作しています。作詞・作曲を担当された、釧路市の『ヒートボイス』の伊藤さんと目黒さんが9月28日に来校し、実際に子ども達が歌う中でのレコ―ディングを行いました。伊藤さんと目黒さんの温かい声かけにより、徐々に感情を込め、大きな声で歌えるようになりました。聞いていた先生方も感動し、CDの完成を楽しみにしています。伊藤さん・目黒さん、本当にありがとうございました。



「幌呂の歴史を学ぼう」の第2回学習会を行いました。
  9月17日(火)に本校ホールにおいて、「幌呂の歴史を学ぼう」の2回目の授業を行いました。今回の講師は、70周年記念時に本校教諭であった竹内繁礼様(元 厚岸町立厚岸小学校長)、本校のタンチョウ給餌活動に携わって頂いている音成邦仁様(鶴居村教育委員会タンチョウ自然専門員)をお招きしました。竹内様からは、旧校舎での思い出や当時の学校行事についてのお話があり、今は本校の保護者となった当時の子どもたちとのエピソードをたくさん教えて頂きました。当時も今も、真剣に話を聞く幌呂の子どもたちの姿勢は変わらないというお褒めの言葉を頂き、学習に向かう態度が代々受け継がれていることを改めて実感することもできました。音成様からは、長年本校で行われており、外部講師として携わって頂いているタンチョウ給餌活動について学びました。タンチョウへの給餌量を減らす取り組みが行われているなかで、幌呂小学校で行われているタンチョウ給餌活動は、タンチョウの生息地の分散化にも役立っているということを教えて頂き、自分たちが行っているタンチョウ給餌活動に意味があるということを子どもたちも改めて感じることができていました。
 2回目の授業には、本校でタンチョウの給餌活動を始めた頃(昭和20年代)に小学生であった石脇征次郎様をお招きし、どのような思いでタンチョウの給餌活動を始めたのかというお話をしていただく予定で準備を進めて参りました。しかしながら、それが叶わないことになってしまい、大変残念でなりませんでしたが、石脇様が子どもたちに伝えたかった「今の幌呂があるのは、先人の苦労があるおかげであることを忘れないでほしい。そして、これから先も、幌呂地域のことを、鶴居村のことを好きでい続けてほしい」ということを校長が子どもたちに伝えさせて頂きました。



「湿原を体験し、楽しむ」~釧路湿原内でのカヌー体験を実施しました
 9月6日(金),100周年記念事業の一環として「釧路湿原の自然を体感しよう」というテーマで,湿原内の釧路川をカヌーで下る体験活動を行いました。標茶町塘路湖から乗艇し,阿歴内川から釧路湿原内の釧路川に合流し細岡駅近くまで下る約9kmのコースです。普段とは違う川の水面から見える景観や,小鹿がしゃがみ込んで草を食べる姿,タンチョウの親子,子ぎつね,オジロワシとその巣,川を渡るミンクなど間近で見られる野生の動物たちに子どもたちも大喜び。自然豊かな幌呂にいながらもなかなか体感できない100周年にふさわしい実体験活動となりました。



開校百周年記念大運動会の写真が出来上がりました。



「幌呂の歴史を学ぼう」の第1回学習会を行いました。
 7月19日(土)に本校ホールにおいて、「幌呂の歴史を学ぼう」の学習を行いました。本校のPTA会長を務められ、幌呂地域の酪農に長年携わって来られた植田晃雄様、丹所昌睦様をお招きし、幌呂の酪農の歴史について教えて頂きました。植田様は、幌呂地域の現在の酪農の発展には、開拓の際のたくさんの苦労があったことをお話ししてくださいました。とくに、機械化されるまでは手作業が多かったり、馬を使っていたりして、今とは比べられないくらい作業が大変だったことが子どもたちの印象に残っていたようです。丹所様は、機械が多く使われるようになって、どのように仕事の仕方が変わっていったのかを詳しくお話ししてくださいました。酪農だけではなく、農業に関係する仕事に就くことで、幌呂の地域のため、北海道のためになるように働いてほしいという願いも持っておられました。子どもたちにもそのメッセージはたしかに届いていました。子どもたちからは、「幌呂の歴史を知る機会がなかったから、あまり深く知れなかったから、今日、色々な話を聞けて良かった」「これからも幌呂のことを大切にしていきたい」という感想がありました。当日は、講師のお二人だけではなく、国安教育長様、吉田協賛会長様をはじめ保護者の皆様にもご来校頂きました。どうもありがとうございました。



JICA研修員学校視察を利用した国際交流を行いました
 JICA視察研修(「子どもの学びを保証するへき地教育の振興-SDGsの達成に向けて(B)」)として、幌呂小学校に中南米6か国から10名の研修員が来校されました。来校されたのは、それぞれの国で複式学級のある学校に関わる校長、教諭、教育委員会の職員の方々です。それぞれの学年の複式授業を参観されました。授業後に行われた研究協議では、教師がどのように二つの学年を指導しているのか、指導の計画を作成するにあたって工夫していること等、幌呂小学校の授業からそれぞれの国でできそうなことを積極的に学ぼうとたくさんの質問が出され、精力的な協議が行われました。幌呂小学校で長年行われてきた複式授業の成果が、広く海外の児童にも生かされることを嬉しく思います。児童との交流会では、各国の国旗や伝統的な文化、歴史などが紹介された後、たくさんのプレゼントの品も頂きました。最後に、5・6年生が「じゃんけん列車」の遊びを紹介し、研修員の方と全児童で楽しむことができました。このような交流の機会は、毎年あるわけではありませんので、開校百周年記念事業の一環として児童にも教師にも記憶に残る貴重な一日となりました。



運動会記念写真撮影を行いました
 開校百周年記念・全体写真撮影を行いました。小学校・中学校の児童生徒および保護者、地域の皆様など155名の方が撮影に参加されました。写真につきましては後日、掲載する予定です。

桜の植樹を行いました
 緑の羽根募金を利用しての桜の植樹を、今年度は100周年記念の一環として行いました。
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開校百周年