朝礼でいつも歌うこの歌は、元々は賛美歌です。「うるはしき朝も」という歌いだしで、人として大切な、感謝の心、和の心、謙虚さ、勤勉さなどが盛り込まれているのが一日の始まりにふさわしいと考え、創立当初から歌い継がれています。意味はわからなくても、幼児期に一つくらい文語調の歌詞に触れるのも良い経験ではないかと思います。
ちなみに、けやき幼稚園で歌う歌詞はつぎの通りです。
朝の歌
1 麗しき朝も 静かなる夜も 食べ物着物も 賜わる神様
2 我が儘を捨てて 人々を愛し 日毎の務めを 為さしめ給えや
園歌として行事の折に歌います。この歌が出来たのは昭和25年、都の認可を受ける前の、8人の幼児が集まってスタートしたけやき幼稚園の萌芽の時期です。作詞は創立者の娘で当時はまだ子どもだった吹本妙子先生。作曲は、「海ゆかば」や慶応義塾大學塾歌、唱歌「電車ごっこ」で有名な信時潔先生です。先生は「武蔵野学園の歌」の作曲(作詞は武蔵野学園およびけやき幼稚園の創立者の吹本喜一)もなさっていて、ご子息との御縁でけやき幼稚園の歌の作曲も引き受けてくださったということです。普段は園児に歌いやすいようにキーや伴奏を変えて歌っていますが、本来美しい和音を持つオルガン向きの曲ではないかと思います。