明治5年に鮭樽網と昆布採取のために本州の人々が渡来して集落を形成した。太平洋に面して集落があり、
近くに風光明媚(ふうこうめいび)な長節湖がある。
33体の観音様がひっそりと祀られ、夏はハイキング、冬はワカサギ釣りで賑わう観光地となっている。
明治19年に士族屯田兵が入植して開村した。西和田駅前には、数戸の家屋があるが、それ以外は約1km
間隔で酪農家が散在している。
明治15年北海道送籍移住者渡航手続きにより、広島県から渡ってきた80戸がもとになる。移住民の過半数が
幌茂尻プトシュマからチギザニに入り、小漁業を兼ねて農業を営み集落を形成していった。